ボールペン名入れ時に使われる印刷方法とは

ボールペンの名入れには、いくつかの印刷方法を使うことができます。また、そのそれぞれに特徴や異なるメリットデメリットがあるので、名入れボールペンを作る際にはそれぞれの特徴を踏まえた上で最適な印刷方法を選ぶ必要があります。そんなボールペンの名入れの代表的な手法のひとつは、「シルク印刷」です。シルクスクリーン印刷と呼ばれることもある本手法は、ナイロンなどの化学繊維や金属繊維を使います。

最大の特徴はコストの安さにあり、一度専用の版を作ってしまえばインクの量もおさられるので大量生産向きです。また、細かい文字のプリントが得意な点が魅力な一方、印刷範囲、特に縦幅が狭くなる傾向がある点には注意が必要です。さらに、PAD印刷もボールペンなどの名入れによく使われる手法と言えます。版から出たインクを一度柔らかいシリコンパッドに転写し、その後対象物に押し付けることでプリントします。

ゆえに、プリントできる範囲が広く曲面や複雑な形状も得意なのがメリットですが、若干コストがかかるところ、加えて文字の耐久力がシルク印刷などに比べてやや劣る点がデメリットです。そのほかにもレーザー彫刻もよく使われる名入れ方法です。印刷媒体に対してレーザー光を射手し文字などを彫刻していく手法で、高級感のある仕上がりがメリットである一方でとの特性上文字の色を選ぶことはできません。また、製版が不要ではあるもののややコストがかかる点もデメリットと言えます。

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