名入れボールペンは贈り物に選ばれることも多くあります。本人の名入れであれば自分だけのオリジナルということで愛着も湧きますし、ボールペンを初めとする筆記具とか文房具は勉学とか勤勉さを象徴しているともいえ、特に贈る相手が年少者の場合にこちらの意図が伝わりやすくなります。学生とか新社会人など、比較的若い人に対する贈り物に適しています。ただ、一応は注意しておくべきなのは、相手とある程度以上に親しい関係であったほうが良いということです。

筆記具は日常的に使うことが期待されるものであり、贈り物として頂いた以上は使うたびに贈られた相手のことを頭に思い浮かべることになります。さして親しくもない人であった場合、この状況が相手にとっては気重に感じられることもあるでしょう。結果的にそのうち使わなくなってしまいこまれたままになってしまう可能性もあり、お互いに好ましくないことになってしまいます。親戚の甥や姪であればまず問題はないでしょうが、友人や知人の子供とか後輩のような関係の場合には配慮したほうが良いかもしれません。

また、確かに名入れボールペンのような筆記具は誰であっても利用価値はあるはずですが、人によってはシャープペンとか万年筆を愛用しており全く使わない人もいるかもしれませんし、あるいは気恥ずかしさから自分の名前が入っているような筆記具を人前では使いたいと思わないような人もいます。一応は気を付けておいてもよいかもしれません。